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地域の皆さまの暮らしを守る

皆さんこんにちは、エツサスの本江です。

暑さが続いていた日々も束の間、気がつけば冬の冷たい空気を感じる季節となりました。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

私は4月に入社してから早くも8カ月が経過し、日々の仕事を通して新しい発見や学びの連続です。まだまだ分からないことばかりで先輩方にご迷惑をおかけする場面も多いのですが、丁寧に指導していただける環境に支えられ、少しずつ任せていただける仕事が増えてきました。その積み重ねが、責任感ややりがいへとつながり、日々少しずつですが成長を実感しています。

エツサスへ入社する前は専門学校の建築科でインテリアや建築の基礎について学びながら、地域の子供たちとツリーハウスを製作する取り組みや仮設工房建設などのボランティア活動にも取り組んでいました。

その中でも特に印象に残っている経験についてお話ししたいと思います。

それは、地震の被害を受けた珠洲焼の窯元を支援するため、仮設工房の建設に参加したことです。倒壊した建物や、生活の音が途絶えた町の様子は今でも鮮明に覚えています。

最近のニュースで、大阪・関西万博の象徴であった大屋根リングの一部木材が能登半島地震で被災した珠洲市の復興公営住宅に再利用されるという話題を目にし、復興が少しずつ進んでいることを感じるとともに当時の光景を思い返しました。

能登半島地震からまもなく2年、少しずつ復興は進んでいますが今もなお生活インフラの復旧は完全ではなく、多くの方々が仮設住宅での生活を余儀なくされています。この経験は私にとって自然災害の恐ろしさを改めて感じると同時に、どこかで「自分の地域は大丈夫だろう」と思っていた気持ちが消え、「備えること」の大切さを強く実感する経験となりました

こうした経験を通して、住宅は地域の人々の暮らしを守り、未来を形づくる責任のある仕事だと改めて考えるようになりました。そしてその想いは、エツサスの住まいづくりにも大きく反映されているように思います。

エツサスの家は、全棟で「耐震等級3」を取得したプレウォール工法を採用し、柱と壁を一体化させたモノコック構造で、高い剛性と粘り強さを兼ね備えています。地震の揺れをバランスよく分散させるため倒壊リスクを大幅に軽減できます。また、何度も発生する繰り返しの地震にも強いという特長があり、地震がきた後も住み続けることが出来る安心・安全な住まいになっています。

こうしたお客様が安心して長く暮らせることが出来る住まいづくりに携わる中で、まだ入社して日が浅く学ぶことも多い私ですが、先輩方に支えていただきながら一つ一つ経験を積み重ね、お客様の家づくりに貢献できるよう努めていきたいです。地域の皆さまの暮らしを守る仕事に携わることが出来ることに感謝し、これからも日々成長していきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。