皆さん、こんにちは。

「住まいとは、どんな場所か」
そう聞かれたら、私は鳥の巣を思い浮かべます。疲れた羽を休め、明日また飛び立つ力をたくわえる場所。
私たちの住まいも、同じだと思うのです。
家に帰ると、ホッとする
私自身も、毎日その感覚を味わっています。
一日の仕事を終えて帰宅すると、まず玄関アプローチの植栽が迎えてくれます。玄関ドアを開けた瞬間には、ふわりと広がるスギの木の香り。その一瞬で、肩の力がすっと抜けます。
疲れた身体が「帰ってきた」と安心する。何年住んでも、変わらない感覚です。
この「ホッとする感覚」にこそ、住まいの本質があるのではないか、と考えています。
大切なのは、「休まる」こと
住まいについて考えるとき、多くの方がまず思い浮かべるのは、間取りや収納、性能や工法などです。
どれも大切ですが、それらはすべて手段です。その先にある目的は、「休まる」ことだと思います。
仕事で身体を使い、気を張り、心身共に疲れて帰ってくる。その疲れを癒し、力を取り戻す。住まいとは、明日の英気を養う場所なのです。
身体を癒すのは、温熱環境
心身共に休まる住まいには、二つの「癒し」があると思っています。
一つは、身体の癒しです。
冬の朝、布団から出るのがつらい。
夏の夜、寝苦しくて目が覚める。
梅雨どきの、じめっとした空気。
こうした小さなストレスが、家での休息を妨げます。
冬は、家じゅうがムラなく暖かい。
夏は、さらりと爽やかな空気。
梅雨や季節の変わり目も、湿気や寒暖差が気にならない。
季節を問わず、暑さや寒さ、湿気などのストレスを感じないこと。
それが、温熱環境のいちばんの価値だと思います。
心を癒すのは、自然とのつながり
もう一つ大切なのは、心の癒しです。
窓から見える庭の植栽。
お気に入りの家具や観葉植物。
素足で触れる、無垢の床のやわらかな温もり。
植物や木のぬくもりを通して、暮らしの中で自然を感じられる。
それだけで、心は安らぎます。
温熱環境は身体を休ませ、自然は心を安らげてくれる。両方がそろって、はじめて身体も心もきちんと充電できる、本当に「休まる住まい」になるのだと思います。
いつまでも、帰りたくなる家を
エツサスが大切にしているのは、「生涯つづく、心地よさ」です。
それは、いつまでも家族が安心して羽を休められるということ。
疲れた身体と心を癒し、明日の英気を養う。
私たちはこれからも、そんな家族の安らぎの場所をつくってまいります。